ワーキングホリデー(ワーホリ)に必要な費用【2025年版】
ワーキングホリデー(ワーホリ)に必要な費用を紹介
目次 |
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ワーキングホリデー(ワーホリ)に必要な費用
ワーキングホリデー(ワーホリ)や留学で海外に渡航する時に、一番気になるのはやっぱり「どれくらいの費用が必要なのか」だと思います。「どのくらい予算が必要なのか」「現地での物価はどのくらいなのか」「生活費は高いの?低いの?」とワーキングホリデー(ワーホリ)の予算と費用に関しては知っておきたいポイントがいくつもありますね。
ワーキングホリデー(ワーホリ)の費用をお話させて頂く上でまず知っておいて頂きたい事は、ワーキングホリデー(ワーホリ)で必要な費用は、自分が行く国や地域、時期、目的や目標、期間によって大きく左右されるということです。しっかりとした語学や専門知識を学ぼうとすると語学学校に通う必要があり、費用的な面では高くなります。
逆にお金がないからと言って低予算で渡航してしまうと、ワーキングホリデー(ワーホリ)に行ったはいいけど生活が安定する前に予算が底をついて途中帰国を余儀なくされてしまう、といった場合もあります。実際にワーキングホリデー(ワーホリ)で海外に渡航すると、どの程度の費用がかかるのか、目安でも良いので知っておくことは非常に重要です。
ワーキングホリデー(ワーホリ)・留学に必要な費用
ワーキングホリデー(ワーホリ)で渡航するまでに必要となる費用は国によって異なりますが、100万円〜200万円程度が相場です。内訳は大きく分けて「ビザ申請料金」「航空チケット代」「海外留学保険」「学費」「就職までの生活費」の5つになります。
また、ビザ申請の際は滞在や帰国に十分な残高があることを証明するための「資金証明」も必要です。このうち、渡航に際し絶対に必要な費用は「ビザ申請料金」「航空チケット代」「海外留学保険」「資金証明」で、約80万円です。
ここからは各費用について、おおよその金額感も含めて解説していきます。
「ビザ申請料金(6万円前後)」
ワーキングホリデー(ワーホリ)を使って渡航する時に、絶対必要な費用がビザ申請の際のビザ申請料金です。ビザがなければ国へ入ることができないので、ワーキングホリデー(ワーホリ)に行く人だけでなく留学や旅行の際でも必ずビザは必要になります。ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザ申請に必要な費用は、渡航先の国によって大きく変わります。ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザ以外にも、学生ビザや観光ビザなど、ビザにも様々な種類があります。予めどのビザにはいくら位費用がかかるか調べておきましょう。
「航空チケット代(15万〜25万円程度)」
ビザ申請料金の次にかかる費用が航空チケット。海外へ渡航するにあたって、航空チケットも絶対に外せない費用ですね。国によってはワーキングホリデー(ワーホリ)やその他ビザを申請するにあたって、片道もしくは往復の航空チケットの提示が必要な場合もあります。航空チケットは利用する航空会社、渡航の時期、フライトの距離や乗り継ぎなど様々な要素で値段が変動します。飛行機の利用はワーキングホリデー(ワーホリ)に行く国によっては非常に長旅になることもあります。費用を抑える為とはいえ無理に格安チケットを購入するのは、一度考える必要があるかもしれませんね。
「海外留学保険(年間25万円)」
海外留学保険に加入することも非常に重要です。留学時の保険への加入は領事館なのでも強く推奨されており、国によっては保険の加入がワーキングホリデー(ワーホリ)等のビザを申請する際の必須項目である場合もあります。海外保険への加入は、皆さまが考えられている以上に重要な項目です。費用を抑えたいから、自分は大丈夫だからと思わず、しっかりとしたサポート体制の整っている保険を選びましょう。
「学費(4ヶ月60〜70万円程度)」
ワーキングホリデー(ワーホリ)の期間や海外留学として語学学校に通う場合は、入学金や授業料が費用として発生します。語学学校は長期で契約すると、1週間当たりの授業料が安くなるなど費用を抑えられる様々な割引やオファーがある場合もあります。授業内容や獲得出来る資格など、ワーキングホリデー(ワーホリ)の期間中に自分が何をしたいかによって学校を選ぶとよいでしょう。無理に授業料の安い学校を選んでしまうと設備が整っていなかったり、教師の人数が足りていなかったり、きちんと自分にあったレベルにクラス分けがされていなかったりする学校もあります。しかし、授業料の高い学校だからといって自分に合った学校であるとは限りません。学校選びの際は選択基準としてまず自分が学びたいコースや自分が行きたい地域などから学校を絞っていくとよいです。
「現地就職までの生活費(月15万円〜)」
そして最後に当面の生活費です。ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザでは、予め仕事を決めてから渡航することが出来ません。なでの最初から働くつもりで渡航されている場合でも、すぐに仕事が見つかる保証がありません。最低でも3ヶ月は働かずに生活出来るだけの生活費用を持っておくとよいでしょう。
ワーホリ・留学費用の抑え方
「ワーキングホリデー(ワーホリ)や留学はお金がかかる」と最初から決めつけて諦めている方もいるかもしれません。もちろん長期間海外に住み、場合によっては学校に通う為当然お金はかかります。しかし方法によってはワーキングホリデー(ワーホリ)や留学にかかる費用を大きく節約することも可能です。
「渡航の時期」
航空券は取得するタイミングによって大きく値段が変動します。特に連休や夏休み、年末年始などは航空券の値段が一気に高騰するばかりでなく、場合によっては席が確保できなくなる可能性もあります。なるべくピークの時期は避け、航空運賃の安いローシーズンに渡航することでワーキングホリデー(ワーホリ)・留学の費用を抑えることが出来ます。
「国や都市」
一般的に大都市と田舎では、大都市の方が生活費がかかります。また比較的物価の安い国であるニュージーランドやアイルランドを選択することで、ワーキングホリデー(ワーホリ)・留学の初期費用を抑えることが出来るでしょう。しかし、田舎は生活費が安い半面、仕事が探しにくいといった面もあるので、気をつけましょう
「語学学校の長期割引」
学校によっては、長期間留学する人の為に専用のプランが用意されていることもあります。また一定期間以上通う事で1週間当たりの授業料が安くなる場合もあり、お得です。
国別の具体的な費用(目安)
■オーストラリア(ワーキングホリデー) 1年間の費用目安 |
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ビザ申請料金 | 6万5千円 |
往復航空運賃 | 10~15万円 |
海外留学保険(年間) | 25万円 |
学費(4ヶ月) | 60万円 |
宿泊費/生活費(月15万) | 180万円 |
出費 約287万円 | |
8ヶ月間アルバイト(月収35万円) | 収入 約280万円 |
合計 約7万円 |
オーストラリアは物価や生活費が高いイメージですが、その分お給料が高いです。
シドニーやゴールドコーストなどの都心部に行けば、語学力次第で様々な仕事を見つけることが出来るでしょう。
■カナダ(ワーキングホリデー) 1年間の費用目安 |
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ビザ申請料金 | 3万円 |
往復航空運賃 | 18~22万円 |
海外留学保険(年間) | 25万円 |
学費(4ヶ月) | 65万円 |
宿泊費/生活費(月13万) | 156万円 |
出費 約271万円 | |
8ヶ月間アルバイト(月収25万円) | 収入 約200万円 |
合計 約71万円 |
カナダは多国籍国家・移民の国なので、人種に関係なく仕事を探すことが出来ます。
また、チップがあるので実際のお給料より多く稼ぐことができるチャンスがあります。
■イギリス(ワーキングホリデー) 1年間の費用目安 |
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ビザ申請料金 | 6万円 |
IHS(健康保険料) | 19万円 |
往復航空運賃 | 13~15万円 |
海外留学保険(年間) | 25万円 |
学費(4ヶ月) | 70万円 |
宿泊費/生活費(月15万) | 180万円 |
出費 約315万円 | |
8ヶ月間アルバイト(月収30万円) | 収入 約240万円 |
合計 約75万円 |
イギリスはカナダ、オーストラリアと比べて生活費が高くなってしまうので、必然的に出費も上がってしまいます。
また、ビザ申請の際にIHS(健康保険料)の支払いが必要となります。
しかしイギリスのワーキングホリデー(ワーホリ)の期間は2年間あり、一定の場所で働くことに制限がないので他の国に比べてしっかり働くことが出来ます。
ワーホリ・留学費用の稼ぎ方
ワーキングホリデー(ワーホリ)や留学をリーズナブルに抑え、その上留学の成果を持ち帰るためには、抑えるべきところではしっかり出費を抑え、掛けるべきところにしっかり投資をする、という意識が大切です。
留学費用を低く抑えようとするあまり、ワーキングホリデー(ワーホリ)や留学生活の後、日本への帰国後に控えている就職活動の際、留学経験をアピールする為の英語力が足りずに、失敗してしまうという事は避けたいですよね。
目的・目標達成のために必要な留学費用についてはしっかりと事前に算出し、計画的に準備するよう心掛けましょう。日本ワーキング・ホリデー協会では、ワーキングホリデー(ワーホリ)・留学のための留学費用準備でお困りの皆さまに『ワーホリのためのお仕事紹介サポート』 を無料で提供しています。
こちらのお仕事紹介サポートでは、期間を決めて働ける、事務職/コールセンターなどの高給派遣のお仕事をメインでご紹介しています。スキル次第では、英語力のブラッシュアップになるお仕事も紹介可能です。
スキマ時間を活用でき、留学費用を稼ぐにはぴったりの環境ですので、是非ご活用ください。
(編集:ワーホリ情報局 費用調査チーム)
はじめての方は是非読みたい!
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